世界のトイレ
世界中の人達が、日本人が使用しているような水洗トイレでトイレットペーパーを必需品としているわけではありません。そもそも日本も水洗トイレの文化が一般となるまでは、独自のトイレ文化がありましたよね。
地域の環境などに適した、様々なトイレ事情が世界にはあるのです。
暑くて川が近くにある地域では、川を水洗トイレのように利用します。そうしたトイレ事情はインドのガンジス川で有名ですよね。では暑くても砂地ばかりが広がる砂漠地帯はどうなるかというと、砂がトイレになります。らくだをひいて歩いている道が、そのままトイレとして利用されるのです。
こうしたトイレでは、用を足した後の処理も、日本とは違います。
日本ではトイレットペーパーを使用するのが当たり前ですが、トイレットペーパーとして紙を使用している人は、地球上にいる全人口の3分の1だけだそうです。
利用しているのは、日本以外にアメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなどに住む人達です。
ではそれ以外の地域の人はというと、川をトイレとする人達は、水で洗います。砂漠では、落ちている小石を持ち歩いて冷やしておき、それをトイレットペーパー代わりに使用しまう。アメリカのコーンベルト地帯などでも、非常用としてとうもろこしの毛や、食べた後の芯を利用することがあるそうです。
海岸に面した地域では海藻を、地中海諸島では海綿、木片、樹皮、木の葉、ロープなど、紙以外にも世界では色々なものが使用されています。